
高校1年生向けに地元企業の魅力を伝える授業
6月20日に兵庫県立武庫荘総合高等学校で行われた、尼崎および周辺の12の企業・団体による出張講座に参加しました。総合学科1年生約280人を対象にした、科目「産業社会と人間」の「企業インタビュー」という授業です。
当社からは社長の柏木、工場長、品質管理スタッフの3名が参加してブースを設置。グループに分かれて企業ブースを回る生徒たちに、スライドや製品等を見せながら事業や高校生との活動等について紹介しました。生徒たちからは仕事の楽しさや大変さ、求められる人物像、高校時代の過ごし方などについてインタビュー取材を受けました。


企業紹介の内容
主に下記の4テーマについて話しました。
- ・当社だからこそ作れる製品の特長や強み
- ・一貫生産ができる充実した設備
- ・端材を活用してアップサイクル製品を作るプロジェクト「ハザクルラボ」
- ・オープンファクトリー(工場見学)
ブースにモニターを設置し、公共設備で使われていて私たちの生活を助けてくれる大型製品や、それらを生み出す充実した設備を紹介しました。また、「ハザクルラボ」から生まれた焚き火台やスマホ立て、キーホルダーといったアップサイクル製品の実物も展示したほか、尼崎市立尼崎双星高等学校の生徒とカラビナやアンブレラハンガーを共同開発した活動についても説明。イベントなどでも好評のレーザー彫刻機による実演も行いました。
生徒からの取材は、事前授業で当社のPR動画を見て質問を考えてきてくれたこと、当社からの参加者に同校の卒業生がいたこともあって、和やかな雰囲気で進みました。


高校生たちとの交流を終えて
参加した社員の感想です。
「まだまだ鉄工所の認知度は低いけれど、レーザー彫刻機の実演や高校生との共同開発など、鉄工所を感じさせない取り組みには興味を持ってもらえたかなと思いました」。
「高校1年時に実際に企業と話せるのは、将来像を考える上ですごく貴重な経験だと思います。少しでも鉄工所のイメージが変わって、この業界が将来就きたい職業の選択肢の一つになってくれればうれしいです」。

