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尼崎工業高校の授業へ参加、3年生に溶接を指導

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高校3年生21人を対象に、溶接の授業を実施

9月9日、10日に、兵庫県立尼崎工業高等学校での授業に参加しました。溶接を教えてほしいという、まさに得意分野ドンピシャなご要望なので喜んでお引き受けしました。当社の技術と様々な形状の材料に触れる機会を提供することで、授業では得られない溶接の奥深さや自分の技術の可能性を知ってもらい、自社への雇用につながればとの願いもあります。

授業のきっかけのもう一つは、生徒たちが出場する溶接コンテストです。
材料の確保が難しいため十分な練習ができずに困っていた学校側と、端材を有効利用したい当社とのニーズがマッチしました。

今回は機械科の3年生21人を対象に2日間の授業を実施。2年生については、来年の9月にかけて1年間、月に2回ほど授業を行う予定です。

溶接コンテストへ向けての練習

当日は1時間目に企業紹介、2~4時間目に実習をしました。
目標としたのは3.2㎜の鉄板を使って圧力容器の製作をする実習です。
生徒たちが出場する溶接コンテストに向けて、様々な板厚や形状での溶接方法を知り、高い溶接技術を習得してもらう授業内容にしました。
また、材料不足で溶接環境がなかなか整っていないとのことでしたので、当社から端材を提供し、これを使って思いっきり練習に励んでもらえたらとエールを送りました。

授業に参加した社員より

まずは溶接を楽しいと思ってもらうこと。それが将来、やりがいのある溶接工や製缶技術者として働くイメージに結びついていけば…と願っています。

未来の柏木鉄工の溶接工の席は確保しております!