
尼崎双星高校の生徒がPRと販売に挑戦
11月20日(木)、21日(金)に、ベイコム総合体育館で開かれた「あまがさき産業フェア2025」へ出展しました。
初日には、当社が授業に協力している尼崎市立尼崎双星高等学校の生徒たちも自らブースに立ち、商品開発をした「万福(まんぷく)クリップ」のPRと販売を行いました。
万福クリップは、当社の鉄の端材を使ったアップサイクルプロジェクト「ハザクルラボ」第4弾のグッズで、生徒たちが課題研究の授業でアイデアを出し合って商品開発に取り組みました。カレンダーやペン置き、スマホスタンドの機能を持ち、マグネットが付いている金属製の多機能クリップです。


チラシ配布に説明や販売、アンケートブース対応も
今回のフェアでは高校生たちが随所で大活躍。
来場者へのチラシ配布や呼び込み、ブースを訪れた方々への対応、あまがさき産業フェアアンケートブースでの来場者対応など、みんなそれぞれの役割を一生懸命がんばってくれました。
また、この日のために用意した名刺を持って、他の企業の方と名刺交換をしたり、開発した商品について説明や販売をしたり、ビジネスマナーの実践に挑戦しました。



尼崎市長が来場!
高校生たちが一生懸命がんばっているところへ……
尼崎市長が来場!
生徒たちはびっくり!
しかも、市長直々に名刺交換をしてくれたのです。
生徒は商品の開発過程やできあがるまでの苦労、万福クリップの機能性などについて一生懸命説明。周りの生徒たちは緊張の面持ちで、私たちはフォローしつつ見守りました。


市長がお買い上げ!
とても興味を持った様子でさまざまな質問をしてくださった市長は、尼崎の観光のお土産になるのでは?と感想を話されました。
そこで、まずは自分が使ってみようと……
なんと、「万福クリップ」をご購入くださいました!
生徒はもちろん、私たち社員も「えっ!?買ってくれた!」と大変驚きました。
当日購入限定で実施していた干支のレーザー刻印を行い、同じく限定の当社と尼崎市、尼崎双星高校の産官学連携をモチーフにしたマーク入りの袋に入れてお渡ししました。

あまがさき産業フェアのノベルティ考案・ブース対応も
あまがさき産業フェア事務局協賛で、当日、アンケートに記入していただいた方に同フェアのノベルティのキーホルダーをプレゼントしました。このノベルティも尼崎双星高校の生徒が考案。当社、尼崎市、尼崎双星高校の産官学連携のマークが刻まれています。生徒たちは同フェア初日にアンケートブースに立ち、来場者への呼びかけや対応を元気いっぱいに行いました。


出展を終えて
参加した社員は、「生徒たちにはチラシ配りや実販売、名刺交換といったビジネスマナーの実践に加え、さまざまな企業ブースを回る体験をしてもらいました。このフェアを通していろいろな職種を知った経験が、自分の未来像を描く一助になればと思います。市長に販売した経験は、きっと一生の宝物になるのでは」と話します。
チラシ配りやアンケートブースに立っていた生徒たちは、市長に会えずガッカリ…、という場面もありましたが、他企業の方々が生徒をブースに呼んでくださり、社会勉強の一環として温かく見守ってくださるなどのおかげで、生徒たちにとって充実した貴重な体験だったようです。「できれば2日間来たかった」との声も挙がるほどでした。
